システム開発は分かりにくいとよく言われます。
例えば、家を建てる場合、実際のモデルハウスを見て、触って、
体で感じる事ができる為、徐々に具体的なイメージが湧いてきます。
しかし、システム開発の場合(特に新しい事業の場合)、
過去に類の無いシステムであったり、色々な制限で表面しか触ることができなかったりと、
具体的にイメージを持つ事が難しいのです。
そのため実際のシステムが完成した頃に、
あわてて修正を入れるという事も、とても良くある事です。
プロジェクト全体を通じて、プロトタイプ(※1)を作成したり、お客様とのコミュニケーションを取りつつ、
少しづつカタチを創り上げていく事が必要なのですが、
IT技術以上に、コミュニケーションの技術を
必要とするため、ここが苦手なSEが多いのが現状です。
ですので、仕様書でリスクを抑えようとするシステム会社が多いのです。
システムの立ち上げ時点でお客様へのヒヤリングを行い、仕様書という文字に落とします。
そして、印鑑をもらったら、「仕様書通り」のシステム開発が始まります。
このような文化で育ったSEは、行間を読めません。
そしてシステムは混乱し、形だけが綺麗で使えないシステムが出来上がります。
お客様は、売上げを上げるため、コスト削減のためなど、具体的な成果のイメージを持ち、
システムの開発を依頼されます。その成果に一貫して集中し、成果を達成して頂く事が、
当社の目指すシステム開発のゴールです。
その為に、お客様が言葉に出来ていない思いを拾い上げたり、
広がりすぎた思いをスリムに整理したりというような提案型のシステム開発が必要なのです。
仕様書通りに作るだけのシステム開発では上手くいきません。
当社では、常に成果に集中し、お客様の思いを具体的なカタチにするための、
最適なシステムを創り上げます。